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» 2017年03月16日 10時07分 UPDATE

複数企業のデータを分析:しょうゆ好きの若者はFacebook派 分析で判明

ビッグデータ分析を通じて「しょうゆ好きの若者」の特徴を明らかにした。その結果は?

[ITmedia]

 「しょうゆを自ら購入する若者は、高級アイスクリームが好きで、TwitterやInstagramよりもFacebookをよく使う」――ビッグデータを活用した分析で、こんな結果が出た。複数のデータを組み合わせることで浮かび上がった、「しょうゆ好きの若者」の実態は?

 分析したのは、ビッグデータのビジネス活用を促進する企業団体「データエクスチェンジコンソーシアム」内の調査チーム。キッコーマンの顧客トレンドを知るのを目的に、調査会社のインテージ、富士通総研など6社が参加。キッコーマンの主力製品であるしょうゆをよく購入する若者の特徴を調べた。

photo 実験の仕組み

 調査したデータは、(1)Twitter・ブログなどSNSの投稿、(2)SNSユーザーの属性、(3)消費者の購買履歴、(4)Webサイトへの接触データ――の4種類。しょうゆ好きの若者の投稿の傾向、生活スタイル、しょうゆと一緒に購入しやすい商品、よく閲覧するWebサイトなどを明らかにした。

分析の結果は?

 分析の結果、しょうゆをよく購入する若者は、みかん、マンゴー、ぶどうなどのフルーツやヨーグルトにしょうゆをかける“珍味”を食べる様子をSNSに投稿する傾向があったという。携帯用のしょうゆを持ち歩く様子を投稿するユーザーもいた。

photo SNS投稿のイメージ

 ユーザーの属性分析などから推察されるライフスタイルは、「お酒や手料理が好き」「普段は質素だが、食べ歩き・外食は好き」「グルメ情報の収集・発信が好き」──の3種類だった。

 しょうゆとよく一緒に購入されているのは「高級ミニアイス」。購入の際はポイントカードなどを利用し、節約する若者が多かったという。

 しょうゆ好きの若者がよく閲覧するWebサイトは、レシピサイト、旅行サイト、美容・健康サイト。SNSや動画サイトではTwitter、Instagram、ニコニコ動画よりもFacebookやYouTubeの閲覧数が多かった。

photo 調査で分かった「しょうゆ好きの若者」の実態

 これらの結果を踏まえ、調査チームは「しょうゆを買う若者は、普段は質素な食生活をしているが、外食・旅行・口コミ検索で目が肥えており、本当は料理に少しこだわりたい願望がある」と結論付けている。

 また“珍味”も「醤油はフルーツやバニラアイスにかけても相性がいい。先進的な醤油の使い方をする人たちの間では、もはや“隠れた新定番”ではないか」とみる。こうしたデータ活用を今後の商品開発などにつなげていきたい考えだ。

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