3月31日の株式市場で、ユーザーローカルが東証マザーズ上場2日目で1万2500円の初値を付けた。公開価格2940円の4.25倍に高騰しており、人工知能(AI)ベンチャーへの投資家の高い期待が集まった。
30日に上場したものの、買い注文が殺到して取引が成立しなかった。31日も午前の取引では値が付かず、午後になってようやく売買が成立した。
同社2017年6月期の予想売上高は9億3500万円に対し、最終利益は2億4200万円。初値ベースでは、時価総額は約450億円、予想1株当たり利益ベースの株価収益率(PER)は179倍と、投資家の期待を受けて高騰している。
ユーザーローカルは2005年に創業。Webアクセス分析ツールなどを手がけ、近年はAIを活用したチャットボットなどに進出している。
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