スズキ「アルトラパン」「ソリオ」など50万台リコール後部ドア部品に不具合

» 2017年04月13日 15時38分 公開
[ITmedia]

 スズキは4月13日、「アルトラパン」「ソリオ」など4車種の後部ドアの部品に不具合の恐れがあるとして、計49万9765台のリコールを国土交通省に届け出た。

photo スズキ「ソリオ」

 対象はアルトラパンが2006年11月〜15年5月に製造された約25万7000台、ソリオが10年12月〜16年3月に製造された約19万台、「イグニス」が16年1月〜16年3月に製造された約5100台、三菱自動車で販売した「デリカD:2」が11年2月〜16年3月に製造された約4万7000台。

 後部ドアを開閉時に支えるガス封入式バランサーの外側の塗装が不適切なため、腐食するものがあるという。そのまま使用した場合、腐食が進んでガス圧で破損し、後部ドアを開く際に周囲の人が負傷する恐れがあるという。

photo リコール対象箇所=国土交通省のニュースリリースより

 現時点で不具合件数、事故とも報告はないという。

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