ブリヂストンは6月1日、国が定める安全基準を下回る製品が混入していたとして、2014年9月以降に販売した自動車用アルミホイール約39万5000本を無償交換すると発表した。
対象は、ブリヂストンリテールジャパンが販売した「BALMINUM XR10」「BALMINUM X10」「TOPRUN R5」「TRIP R5」――の4種類。中国メーカーに製造を委託しており、品質管理のために抜き取り調査を実施したところ、強度に問題が見つかったという。
該当するホイールを使用した場合、通常走行中にホイールが損傷する危険性はないものの、縁石にぶつかるなど衝撃を受けた場合にホイールが割れる恐れがあるという。
該当商品の保有者は、専用コールセンターに連絡した場合、「BALTINUM T10」「BALTINUM V5」などの代替商品へと無償交換が受けられる。
ブリヂストンは「これまでに該当商品の基準不適合に起因するホイール損傷事故の報告はない」としている。
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