ホンダ、北米向け新型アコードを発表 今秋発売Honda SENSINGも搭載

» 2017年07月18日 12時31分 公開
[ITmedia]

 本田技研工業(ホンダ)は7月17日、セダン「アコード」の北米向け新型を発表した。出力・燃費性能をともに強化したほか、低く広い車体デザインを採用し、乗り心地とドライバーの視認性を高めた点が特徴だ。発売は今秋を予定している。

 新型アコードは、1.5リットルと2.0リットルの直列4気筒ターボエンジンと、ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を採用。1.5リットル直噴ターボエンジンは、CVT(無段変速機)、2.0リットル直噴ターボエンジンは10速オートマチックトランスミッションと組み合わせ、出力と燃費性能の向上を実現するとしている。

photo 北米向け新型アコード
photo 出力と燃費性能をともに向上した

 また、2リットルターボには「Sport」と「Normal」の2種類のモードを持つ「Two-Mode Driving System」を採用。Sportモードではダンパー、ステアリング、AT、スロットルなどを自動で制御し、よりスポーティーかつ軽快なドライビングをドライバーに提供するという。

photo 「Two-Mode Driving System」も搭載する
photo スポーティなデザインも魅力の一つだ

 エクステリアは、前モデルから車体を約0.4インチ幅広く、車高を約0.6インチ低くしたほか、フロントオーバーハングも短縮。スポーティーかつプレミアムなたたずまいを実現したとしている。インテリアは、フロントピラーを20%スリム化したことにより、ドライバーの前方視界を広げた。また、ホイールベースの延長によって後席の足元スペースを2インチ拡大し、座り心地を改善した。

photo 前モデルよりも車体を低くしている
photo 「スポーティかつプレミアムなたたずまい」という

 全グレードに7インチTFT液晶メーターを搭載。上級グレードには6インチのヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス携帯端末充電器、NFC(近距離無線通信規格)、車内LTE、Wi-Fiなど先進装備を充実させている。

photo ドライバーの視認性を高めている
photo 後部座席の座り心地もアップした

 安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」も全グレードに標準装備し、事故防止性能を向上させた。

 新型車は北米向けアコードの10代目。生産は米オハイオ州のメアリズビル工場で行う。

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