調査リポート
» 2017年10月24日 15時42分 公開

中小・Uターンは減少:18年卒の内定率、過去最高の92.7%

18年3月卒業予定の学生の内定率は92.7%で、過去最高を更新した――人材採用コンサルティングのディスコ調べ。

[ITmedia]

 10月1日現在、2018年3月卒業予定の学生の内定率は92.7%で、過去最高を更新していることが人材採用コンサルティングのディスコの調査で分かった。前年同月の内定率を1.5ポイント、今年9月の内定率を1.3ポイント、それぞれ上回った。

photo 内定率の推移

 ただ、18年卒の学生は中小企業の選考に臨む人が少なく、面接を受けた人は前年から2.7ポイント減の60.8%だった。選考を受けない理由は「給与・待遇が良くない」(41.8%)、「安定性に欠ける」(40.9%)などが挙がった。

photo 中小企業を受けなかった理由

 地元へのUターン就職も減っており、前年から0.7ポイント減の16.3%だった。Uターンでの就職活動に取り組んだ学生からは「地元企業の情報がほとんどインターネットに掲載されていない。自分の耳で情報を聞く必要がある」「面接会場を選べない企業が多く、規制に交通費がかかる」などの課題点が挙がった。

photo Uターン就職状況の推移

 就職活動に要した金額の平均は、前年から5180円多い14万3943円。交通費(6万6170円)、リクルートスーツ代(3万8548円)などへの支出が特に多かった。

 入社までの半年間の過ごし方は「卒業論文・卒業研究など」(84.0%)、「趣味・遊び」(75.7%)、「卒業旅行」(67.6%)などが多かった。「インターンシップ」(2.6%)、「短期留学」(2.3%)などの課外活動は少数派だった。

 一方、10月1日現在で就職が決まっていない学生は今後、「就職先が決まるまで就職活動を続ける」(62.9%)、「大学院に進学する」(15.2%)、「卒業して非正規雇用で働く」(5.3%)などを予定していることが分かった。

photo 就職先が決まっていない学生の今後の予定

 調査は10月2〜10日にかけて、「キャリタス就活 2018モニター」に登録する18年卒の学生1225人を対象に、インターネット上で実施した。

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