マイナビがこのほど発表した来春卒大学生・大学院生の内定率(7月時点)は72.7%(前年同月比15.7ポイント増)で、前年8月の水準(69.1%)を超える結果となった。
平均内定保有社数は2.1社で、複数内定を獲得している学生の割合も56.2%と、前年8月(54.7%)を上回った。また、就職活動を継続する学生(未内定者を含む)の割合は43.7%(同14.4ポイント減)で、半数を下回っている。
同社は「選考開始時期が前倒しとなり、大手企業の選考活動が山場を越えたことから、学生の活動終了時期も早まっている」(同社)と分析している。
また、九州(67.2%)が他のエリアと比較するとやや進捗が遅れており、震災の影響が考えられる熊本県の内定率は53.8%と、九州の中でも最も遅い結果となった。
7月26〜31日にネットを使って調査し、6404人が回答した。
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