スマホ版「どうぶつの森」11月下旬リリース 任天堂株急騰4万5000円台に乗せ年初来高値更新

» 2017年10月25日 12時00分 公開
[ITmedia]

 任天堂は10月25日、スマートフォンアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」を11月下旬にリリースすると発表した。DeNAとの協同開発タイトルで、プレイ料金は基本無料で、ゲームの進行を早くできる「リーフチケット」を有料で購入できる仕組み。

「どうぶつの森 ポケットキャンプ」を11月下旬にリリース
photo 「リーフチケット」でゲームの進行を早められる

 プレイヤーはキャンプ場の管理人として、動物たちと交流したり、釣りや昆虫採集などを楽しむ。キャンプ場の家具などを充実していくと、動物たちが訪れてくれるというゲームだ。ゲーム内時間は実際の時間と連動しており、風景や動物たちの様子が変化する。

photophoto 実際のプレイ画面。キャンプ場が舞台となっている
photophoto 素材を集めることで、好みの家具をオーダーできる
photophoto キャンピングカーのカスタマイズも可能だ

 「どうぶつの森」は2001年に生まれた人気シリーズ。ニンテンドーゲームキューブ、ニンテンドーDS、Wii、ニンテンドー3DSなど任天堂のハード機の売り上げをけん引するビッグタイトル。12年発売の「とびだせ どうぶつの森」(ニンテンドー3DS)は国内販売本数は累計400万本を超えている。

photo ニンテンドー3DSソフト「とびだせ どうぶつの森」

 スマートフォン版「どうぶつの森」の計画は16年4月にDeNAとの協同タイトルとして発表。期待を集めていた。

 任天堂は24日、「25日にスマートフォン版どうぶつの森に関する発表を行う」と告知。大型IP(知的財産)のスマホ展開を期待して、25日午前の株式市場で任天堂(東証一部)の株価は急騰した。一時は4万5300円(前日比1200円高、+2.72%)の高値を付け、年初来高値を更新している。

任天堂の株価は年初来高値を更新

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