通信販売大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)が飲料水事業に参入する。ナチュラルミネラルウォーターの製造、販売を行うコウノウォーター(山梨県南都留郡)を買収、2018年1月9日に株式を譲り受ける予定だ。
コウノウォーターの主力商品「スーパーバナジウム富士」(出典:同社サイト)
コウノウォーターは05年に設立。ナチュラルミネラルウォーターの製造および販売、OEM(相手先ブランドによる生産)事業などを展開する。「スーパーバナジウム富士」や「恵ウォーター」などが代表的な商品。ジャパネットHDは13年から販売代理店として同社と取引している。
今回の買収によって、ジャパネットHDは自社運営によるナチュラルミネラルウォーターの製造・販売事業とウォーターサーバ事業を開始する。
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