スズキは12月25日、新型車「クロスビー(XBEE)」を発売した。ワゴンの室内空間とSUV(スポーツタイプ多目的車)の走破性、実用性を兼ね備えた「クロスオーバーワゴン」だという。価格(税込)は176万5800円〜214万5960円。
同社の軽乗用車「ハスラー」を思わせるデザインが目を引くSUVスタイルのリッター車。コンパクトながら大人5人が乗れる居住性と積載性に、180ミリの最低地上高を確保したことで雪道やラフロードで高い走破性を実現した。ボディーサイズは3760(全長)×1670(全幅)×1705(全高)ミリ。
軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。全車とも1.0リッター直列3気筒ターボエンジンとマイルドハイブリッド、6速ATを組み合わせ、2WDで22.0キロ/リットル、4WDで20.6キロ/リットルと燃費(JC08モード)に優れる。
後退時の衝突被害軽減ブレーキと、周囲を立体的に360度確認できる3Dビューをスズキ小型車で初採用するなど、安全装備も充実させた。
ベースグレード「HYBRID MX」と上位グレード「HYBRID MZ」を設定、それぞれ2WDと4WDを用意する。「HYBRID MZ」は、シートにカラーパイピングが施されるほか、ライト自動消灯システムの標準装備、ラゲッジフロアに汚れをふき取りやすい素材の採用など、機能を充実させている。
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