47都道府県のポテチが売れている、開発の狙いは?あの会社のこの商品(1/5 ページ)

» 2018年01月05日 07時00分 公開
[大澤裕司ITmedia]

 47都道府県の「地元ならでは」の味を開発するカルビーの「❤JPN(ラブ ジャパン)プロジェクト」。コンセプトは「地元の味を愛すれば、日本がもっと好きになる」。2017年度から始まったこのプロジェクトでは、3回に分けて47都道府県の味のポテトチップスを発売している。

 第1弾は9月18日から17道府県の味を、第2弾は19都道県の味を11月13日から発売(ともに販売終了)。第3弾は14道県の味を18年2月19日から発売する。各エリアのコンビニやスーパーのほか、12の同社直営店とアンテナショップで販売。数量・エリア限定販売だが、売り上げは好調だ。第1弾の17品は、計画の1.5倍に当たる700万袋を売り上げたほど。第2弾も、第1弾に匹敵するペースで売れているという。

 では、47都道府県の味のポテトチップスをつくるという試みは、いったい何がきっかけで始まったのであろうか?

11月13日から発売になった第2弾19都道県の味
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