47都道府県の「地元ならでは」の味を開発するカルビーの「❤JPN(ラブ ジャパン)プロジェクト」。コンセプトは「地元の味を愛すれば、日本がもっと好きになる」。2017年度から始まったこのプロジェクトでは、3回に分けて47都道府県の味のポテトチップスを発売している。
第1弾は9月18日から17道府県の味を、第2弾は19都道県の味を11月13日から発売(ともに販売終了)。第3弾は14道県の味を18年2月19日から発売する。各エリアのコンビニやスーパーのほか、12の同社直営店とアンテナショップで販売。数量・エリア限定販売だが、売り上げは好調だ。第1弾の17品は、計画の1.5倍に当たる700万袋を売り上げたほど。第2弾も、第1弾に匹敵するペースで売れているという。
では、47都道府県の味のポテトチップスをつくるという試みは、いったい何がきっかけで始まったのであろうか?
11月13日から発売になった第2弾19都道県の味
- 鋳造メーカーの炊飯器は何が違うのか 舞台裏に迫る
10万円クラスの高級炊飯器が定着し、家電メーカー各社が開発に力を入れている。このような中で、鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」をヒットさせた愛知ドビーも、「バーミキュラ ライスポット」で参入。異業種からの参入ながら、ユニークなデザインや優れた機能が評価され、快調に売れている。
- ミズノの作業用シューズが、実は売れている
現場の作業者などが作業中に履くプロテクティブスニーカーを、ミズノが発売したところ、当初計画を上回る売れ行きを示している。意外とも思えるヒット商品は、どのようにして誕生したのか?
- カプセルホテルに似たホテルが、地方を再生させるかもしれない
カプセルホテルのようで、カプセルホテルでない。そんな宿泊施設が全国で増えているのをご存じだろうか。その名は「ファーストキャビン」。全店の平均稼働率が90%を超えているホテルは、どのような特徴があるのか。
- 焼肉専用コンロ「やきまる」が、目標の5倍も売れているワケ
岩谷産業の焼肉専用コンロ「やきまる」が売れている。2016年に発売したところ、いきなり品薄状態に。年間目標の5倍ペースで出荷している理由を、開発担当者に聞いたところ……。
- 岩谷のカセットコンロが今も売れ続ける理由
今では当たり前のように家庭で使われているカセットコンロを、業界で初めて発売したのが岩谷産業だ。もう半世紀近く前に誕生した商品だが、いまだに年間約70万台売れているという。そのワケとは……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.