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» 2018年03月30日 16時28分 公開

多角化の一環:RIZAPが「野菜」にコミットした本当の狙い (1/2)

RIZAPはアパレルやエンタテインメント関連の事業に次々と乗り出している。2018年4月から野菜に関するあるサービスにコミットすると発表したが、その中身とは?

[昆清徳,ITmedia]

 RIZAPは3月29日、オフィス向け野菜宅配サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を展開するKOMPEITO(コンペイトウ、東京都渋谷区)と共同でサービスを販売すると発表した。2018年4月から試験的に開始する。

 OFFICE DE YASAIは野菜や果物を毎週オフィスに届けるサービス。商品は専用の冷蔵庫で保存する。購入した社員がその場で料金を支払う。14年からサービスを開始し、現在は都内を中心に700社以上で導入されている。

 RIZAPは17年から「法人向けRIZAP健康セミナー」を実施している。これまで約200社以上、約1万人にサービスを提供してきた。

photo 「OFFICE DE YASAI」のパワーサラダ
photo 「OFFICE DE YASAI」利用イメージ

 今後、両社の営業担当者がOFFICE DE YASAIと健康セミナーをセットで販売する。セットプランは32万円(税抜、以下同)と88万円の2種類ある。今回の提携の狙いについてRIZAPの広報担当者は「両社の顧客は『健康経営』を志向している点で共通している。相互送客をするためだ」と説明する

photo RIZAP法人向け健康セミナーの様子

法人向け健康セミナーに注力するRIZAP

 RIZAPは衣料専門店のジーンズメイトや補正下着販売のマルコを買収するなど、積極的に事業の多角化を進めている。近年は買収に関するニュースが目立つが、実は主力であるパーソナルジムを生かした新規事業にも取り組んでいる。それが法人向けの健康セミナーだ。今回発表したKOMPEITOとの協業は健康セミナーを強化する狙いがある。

 ここで健康セミナーの概要について解説しよう。講師はパーソナルジム出身のトレーナーが務める。セミナーには2種類ある。講義だけのセミナーと講義とトレーニング体験がセットになったセミナーだ。提供するメニューは企業の要望によって変えている。広報担当者はこれまで手掛けたメニューとして「BMI(Body Mass Index、肥満度を示す指数)を下げる」「肩こりを解消する」「女性社員の美脚効果を高める」などを挙げる。パーソナルジム事業で培ったノウハウを生かし、要望に応じた食事やトレーニングのアドバイスを行う。

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