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» 2018年05月11日 20時50分 公開

トヨタと提携推進も:「米国が最重点課題」 マツダ新社長が挑むブランド強化 (1/2)

マツダは5月11日、小飼雅道社長の後任に丸本明副社長が昇格するトップ人事を発表。会見で、丸本氏は米国事業の立て直しに意欲を見せた。

[加納由希絵,ITmedia]

 マツダは5月11日、小飼雅道社長(63)の後任に丸本明副社長(60)が昇格するトップ人事を発表した。同日開いた会見で、丸本氏は「米国市場が収益、ブランド力の両面で最重点課題」と語り、米国事業の立て直しに意欲を見せた。

photo マツダ次期社長の丸本明氏(左)と小飼雅道社長

“稼ぐ力”が低下、米国が課題

 丸本氏は1980年にマツダに入社し、99年に取締役に就任。品質管理や欧州事業、経営企画などを担当。2013年から副社長として米州事業を統括してきた。また、社長補佐として、トヨタ自動車との業務提携を実現。小飼社長とともに、トヨタとの協力関係を強化してきた。

 社長就任にあたり、「お客さまに一番近いブランドを目指してきたが、まだまだ道半ばだと認識している。責務を実践し、目標達成のために協業パートナー各社や取引先との連携を深め、強みをさらに際立たせるべく、挑戦し続けていきたい」と抱負を語った。

 「中長期の課題は山積み。ここ2〜3年、稼ぐ力が低下している」と指摘した上で、特に課題として挙げたのが、自ら担当してきた米国市場。「台数、収益ともに米国が減っている。米国市場が最重点市場だと認識している」と述べた。

 会長に就任する小飼氏は、13年から5年間社長を務めた。小飼氏は、燃費向上や排気ガスのクリーン性向上などに対応した新技術「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ・テクノロジー)」を使った商品の量産、モノづくり革新、海外生産の拡大、販売革新などに取り組んだことを振り返り、「今後は、スカイアクティブ第2世代商品の量産を開始するとともに、トヨタとの協業を確実に実行することで、将来への成長基盤を固めていく」と語った。

 新社長に対しては「マツダグループが一気通貫で、心を1つに取り組むようリードしてくれることを確信している」と期待を寄せた。

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