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» 2018年05月31日 19時12分 公開

7月14日から:「入園無料化」の富士急が新たな仕掛け 年パス値下げ、顔認証で入園管理

富士急ハイランドの入園無料化は7月14日からに決定。同日から年間フリーパスも値下げする。新アトラクションや顔認証なども設ける。

[ITmedia]

 富士急行は5月31日、富士急ハイランド(山梨県)の入園無料化をスタートする日を7月14日に決めたと発表した。富士山観光を盛り上げる狙いで、来園者が富士五湖などを観光した後、戻ってきてアトラクションで遊ぶ――といった楽しみ方を想定。入園料を収入の柱としてきたビジネスモデルを大きく転換するため、5月上旬の発表後は大きな反響を呼んでいた。

photo 入園無料化する「富士急ハイランド」

年間フリーパスも値下げ

 新たに、年間フリーパスも値下げに踏み切ることを発表。大人(5万円→1万7100円)、中人(4万5000円→1万5600円)、小人(3万7000円→1万2900円)とする。「絶叫アトラクションが好きな方にとことん楽しんでいただきたい」という。

 一方、従来は無料としてきた幼児(1歳以上)やシニア(65歳以上)のフリーパス代は有料とする。価格は通常のフリーパスが2000円、アフタヌーンパスが1600円、年間フリーパスが6000円。

photo 年間フリーパスの価格変更の詳細

アトラクションは値上げ

 収益減をカバーするため、アトラクションの利用料は値上げする。「高飛車」「FUJIYAMA」「ド・ドドンパ」といった人気絶叫マシンは、1回当たりの料金を従来の1000円から1500円に改定。お盆(8月11日〜19日)などの繁忙期は一時的に2000円に引き上げる。

 その他のアトラクションの利用料は「ええじゃないか」(1000円→1500円)、「絶望要塞」(800円→1500円)、「トーマスとパーシーのわくわくライド」「トーマスのパーティーパレード」(ともに300円→500円)――など。

photo アトラクションの価格はこう変わる

新アトラクション誕生、スタバもオープン

 7月中旬〜下旬にかけて新たなアトラクションもオープン予定。“暴走したAI(人工知能)を破壊する”がテーマの「絶望要塞3」、人気のお化け屋敷をリニューアルした「絶凶・戦慄迷宮」など3種類で、絶叫マシン以外の施設も充実させる。

 人気バンド「SEKAI NO OWARI」とコラボした脱出ゲームや、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボイベントなど、タイアップ企画も実施する。

photo 「戦慄迷宮」が生まれ変わる

 7月20日には、園内のメインストリート上にコーヒーチェーン「スターバックス」をオープンする。遊園地内に同チェーンが出店するのは国内初という。

 ペットに関する規制も緩和する。体長50センチ以下の中小型犬は無料での入園を許可し、「ティーカップ」など4つのアトラクションは一緒に乗れるようにする。

photo スタバもオープンする

顔認証導入へ

 一連の施策に伴って来園者が増える可能性が高いため、顔認証の技術を活用した入退場管理システムを導入する。顧客が顔の画像を事前登録すると、チケットレスでスムーズに入園できる仕組みで、小学生以上に対応する。フリーパス購入者は、アトラクションも“顔パス”で乗れるという。

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