ビットコインは底を打ったようだ――米調査会社Fundstrat Global Advisorsでテクニカルストラテジー長を務めるロバート・スレイマー氏は5月31日に米CNBCで語った。
7000ドル近傍の水準に触れては回復するという動きが今年に入ってから何回かあり、直近では上昇に転じる直前に7054ドルまで下落していたとし「7000ドルがサポートラインになり、ここから回復基調に向かうだろう」と予測した。
「相対力指数(RSI)は売られ過ぎを示しており底打ち局面を定着させている段階である」とスレイマー氏は分析。モメンタムもポジティブに見えるという。
ビットコインの相対力指数は一般的に30に近い水準で売られ過ぎの状況を示すが、最近の相対力指数は40前後で推移している。
また、15日移動平均線などを参考にすると「次のハードルとなる水準は7800ドルだ」とスレイマー氏は主張。ショートポジションは減らした方がいいかもしれないが、今はロングポジションを増やす時だとした。
なお、5月23日以降ビットコインの価格は7800ドル以下での推移が続いている。
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