焼き牛丼専門店「東京チカラめし」が、不採算店の整理を終え、反転攻勢を開始した。一時は東京を中心に最大160店ほどにまで急成長したが、現在は全10店で営業するにとどまる。今回は東京チカラめしがかつてのように再成長できるかを検証していきたい。
6月7〜10日の4日間、東京チカラめしは1号店である池袋西口店のオープン日にちなんだ「誕生祭」を初めて開催した。メニューが異なる半蔵門店を除く全9店で、通常450円(税込、以下同)の焼き牛丼(並)を、創業当時と同じ280円で提供した。
また、7月1日〜8月15日まで、焼き牛丼が割引になるといった特典がつくプラチナカードを、1枚500円で発行して拡販につなげる。プラチナカードは1万5000枚限定で販売するが、誕生祭同様、同チェーンでは初の試みとなる。プラチナカードは関西の店舗では利用できず、有効期間は9月30日までだ。
プラチナカードには8つの特典があり、期間中は何度でも利用可能だ。丼・定食・カレーを注文した際、カードを提示すればそのうち1つの特典が無料で受けられる。8つの特典とは、「丼が無料でワンサイズアップ」「ちょこっと麻婆豆腐」「サラダ&玉子セット」「サラダ&キムチセット」「ちょこっとカレー」「ソフトドリンク1本」「唐揚げ2個」「トッピングチーズ」であり、いずれも無料だ。
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