7月4日、ビットコインは一時6700ドル台を回復した。6483ドルの抵抗線を上回り、今のところ市場は米調査会社Fundstrat Global Advisorsでテクニカルストラテジー長を務めるロバート・スレイマー氏の予想通りに推移しているようだ。FXStreetが報じた。
抵抗線を上回ったことに加え、日中の間常に移動平均(1時間足チャート)を上回っていたことはポジティブなサインだとした。
また、仮想通貨市場全体の時価総額がわずか6時間ほどで100億ドル増の2730億ドルに膨れ上がったが、この動きについても肯定的な見方が多かったという。
だが、悩みの種が全て解消されたわけではない。仮想通貨取引所が被ったハッキング盗難被害などの件数が、2018年上期だけで17年通年の3倍に以上まで増加。この盗難被害の増加トレンドは、マネー・ロンダリング活動の増加と何らかの関係があるとみられる。今後も注意が必要だ。
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