仮想通貨取引所のBitMEXのアーサー・ヘイズCEO(最高経営責任者)は、ビットコイン価格が18年末には最大5万ドルまで回復すると米CNBCのインタビューの中で語った。
ヘイズCEOは現在のビットコイン市場では3000〜5000ドルが底値になるとし、その後80%以上は上昇するという。米証券取引委員会(SEC)がビットコインを組み入れたETFを承認するとなどが予想され、それが価格形成にポジティブな影響を与えると考える。
また、米国政府やその他関係機関による予期せぬ規制整備の動きはビットコインやその他主要仮想通貨の価格を強いモメンタムと需要とともに上昇に転じさせる可能性があるとみる。特に、「ETFや取引可能な金融商品が米国の金融市場でローンチされればなおさらだ」とした。
ヘイズCEOは18年の相場が14年の相場と似たような動きをしていることについても言及。14年には300日間で約70%下落したのに対し、18年には72%下落するのに200日間かからなかった。下落スピードを除いて相場のトレンドがほぼ一致しているのだ。
仮想通貨市場や規制の状況が14年と18年では違うことを考慮すると、18年の下落基調はもうすぐ上昇基調に転じるという。
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