独BMWは8月16日、7年ぶりにフルモデルチェンジする新型「3シリーズ」セダンの一部情報を公開した。今秋にも世界初披露され、今年末から来年にかけて発売されるとみられている。
2011年発表、2012年発売の現行モデル(F30)に続く7代目(G20)。「5シリーズ」や「X3」と同じ新型プラットフォームの採用で、剛性を高めた上で現行モデルと比べ55キロ軽量化し、重心は10ミリ低くなり、50:50の前後重量配分も維持している。
足回りにはかなり注力しており、新開発のダンピングシステムで衝撃吸収性を高め、ダイナミックなコーナリングも可能にしているという。スポーツグレード「Mスポーツ」は新サスペンションの採用などでよりスポーティーになっているようだ。
直列4気筒ガソリンエンジンは改善され、BMWの量産モデルで最もパワフルになるという。トヨタの「スープラ」に供給されるのと同じ直列6気筒エンジンを搭載する高性能グレード「M340i」も登場するといううわさもある。
現在はニュルブルクリンク・北コースでテスト走行を繰り返しているという。10月初頭に開幕する仏パリ国際モーターショーで世界初披露されると期待されている。
プロトタイプへの試乗を許されたジャーナリストによるレビューが海外メディアに掲載されており、スポーツセダンとして高い評価が与えられているようだ。
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