遠距離恋愛中の20〜30代の心配事は「会うための交通費負担」(45.9%)が最多で、「コミュニケーション頻度の低下」(44.4%)、「疎遠になること」(26.7%)、「相手の浮気」(21.5%)を上回った――。結婚相談所を運営するオーネットの調査でこんな実態がうかがえた。
会えないことや浮気よりも、デートに要する交通費を心配する人が多いという現実的な結果となったが、同社は「(金銭面などの)実務的なこと以外は、やはりコミュニケーションの頻度が大切だということが分かった。相手の不安を和らげるには、電話やメッセージなどの頻度向上が重要だ」とみている。
遠距離恋愛中の男女に交際の状況を聞いたところ、「うまくいっている」「障害はある(あった)が、うまくいっている」がともに35.7%で最多。以下、「少し疎遠になってきた」(19.1%)、「交際を考え直さないといけない状況」(7.0%)、「うまくいっていない」(2.6%)と続いた。
現在は恋人といつでも会える関係の人に、遠距離恋愛になった場合の対応を聞いた結果は、「交際を続ける」(58.8%)が最多。「そうなってみないと分からない」(22.5%)、「交際は続けるが、状況をみて判断する」(15.6%)と続いた。「交際をやめる方向で考える」は1.6%だった。
ただ、現在遠距離恋愛でない男女も、恋人との距離が離れた場合の心配事は「交通費負担」(52.8%)がトップ。「コミュニケーション頻度の低下」(43.4%)、「相手の浮気」(19.7%)を上回っていた。
調査は8月28〜30日にかけて、独身の25〜34歳の男女461人を対象にインターネット上で実施した。
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