仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンに関するイベントなら、無料で利用できるスペースが東京・丸の内に登場した。ブロックチェーン技術の総合スクール「FLOC ブロックチェーン大学校」を運営するFLOCは、12月10日に「丸の内バカンス」をオープンした。国際ビル2階に240平方メートルのスペースを確保し、最大250人を収容できる。イベントやセミナー、ハッカソン、展示会など参加費無料のブロックチェーンイベントについては、無償で貸し出す。
「FLOCがコーディネーターとなって、ブロックチェーンのプロジェクトを立ち上げたい方々と、ナレッジを持つ講師陣、(FLOCの)卒業生、インターン生をつなげていく。そのために人と人をつなげる場を作りたかった」と、FLOCの泉正人CEOは話す。
丸の内バカンスでは、毎月第4火曜日の午後にFLOCの講師陣などブロックチェーンの専門家が相談にのる無料の「コンサルDAY」を開くほか、講演会なども実施していく計画だ。
オープニング記念イベントには、平井卓也 IT担当大臣も登壇し、「政府は公共部門でのブロックチェーン活用も考えている。技術としては相当可能性があると思っている。学ぶ人を増やし、一緒に仕事をできる人を増やしてほしい」と期待を寄せた。
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