パズル&ドラゴンズやモンスターストライクといえば日本を代表するソーシャルゲームの雄だが、こうしたスマホゲームが大ブームを巻き起こしてから10年も経っていない。それ以前は、モバゲーやGREEなどのプラットフォームの上で遊ぶ、ブラウザゲームが主流だった。
ゲームに使われるテクノロジーやプラットフォームは、いつの世も時代の先端を走っているものだ。現在、新たなテクノロジーを採用しており、ソーシャルゲームの次世代を担うかもしれない、「DAppsゲーム」が続々登場し始めている。
DAppsとは、Decentralized Applicationsの略で「分散型アプリケーション」と呼ばれる。これを「ブロックチェーンのテクノロジーを活用したインターネットサービスだ」と説明するのは、DAppsに対応したウォレットアプリ「GO! WALLEWT」を開発したスマートアプリの佐藤崇社長だ。
DAppsゲームでは、データベースとしてブロックチェーンを使っており、ユーザーが持っているアイテムやキャラクターのステータスなどのデータが書き込まれている。そしてこのブロックチェーン自体は公開されており、誰もが閲覧できる。ただし、そのデータを書き換える(更新する)ことができるのは、そのゲームのユーザーだけで、ゲームの運営会社も勝手に書き換えることはできない。
このことは何を意味するのだろうか?
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