市区町村で最も魅力度が高かったのは、どこだろうか。調査の結果、1位は札幌市(63.9点)。12年以来となる9年ぶり7度目のトップとなった。同市を「とても魅力的」と答えたのは45.3%で、前年の29.0%から大幅増となった。
2位は函館市(62.8点)で、1位と2位を北海道の市が独占した。北海道からは4位に小樽市、10位に富良野市、26位に釧路市、29位に帯広市、30位に登別市、34位に旭川市と多くの市が上位にランクインした。
3位は京都市(62.0点)、次いで小樽市(56.1点)、鎌倉市(54.8点)、横浜市(52.0点)、神戸市(50.4点)、軽井沢町(49.2点)、金沢市(48.6点)、富良野市(48.5点)と続いた。
札幌市より魅力度が伸びたのは3市町で、その中で最も伸びが大きかったのは軽井沢町だった。同町の観光意欲度の順位が20位(前年25位)であるのに対し、居住意欲度の順位は13位(同20位)。「ワーケーションの対象として人気を集めている可能性がある」(同研究所)
この調査は国内1000の市区町村及び47都道府県を対象に、全国の消費者3万5489人から回答を得て集計したもので、認知度や魅力度、イメージなど全89項目から構成している。2006年から毎年実施しており、今年が16回目。
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