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映画『デスノート』脚本家 今だから語る秘話前作との違いは(1/5 ページ)

最新映画『デスノート Light up the NEW World』が注目されている。作品の中で、脚本家の真野勝成氏はどのような点にこだわったのか。普段あまりメディアで語ることのない真野氏が、本作について脚本家目線で語ってくれた。

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映画『デスノート Light up the NEW World』が注目されている(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

 2016年に注目された邦画のひとつといえば、映画『デスノート Light up the NEW World』ではないだろうか。10月末の公開から、すぐに興行ランキングで1位を獲得するなど大きく注目された。

 そんな『デスノート』だが、原作の『DEATH NOTE』は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2003〜2006年まで連載されていた少年コミックで、累計発行部数は3000万部を誇る。死神によって人間界にもたらされた「デスノート」に名前を書けばその人を殺せるという話を軸に展開する同作品は、社会現象になるほどの大人気を博し、実写映画からアニメ、ドラマ、ミュージカルなどで話題になった。特に2006年に上映された映画『DEATH NOTE』の2部作は、興行収入80億円を記録し、世界で60の国と地域で公開されている。

 最新の『デスノート Light up the NEW World』は、先の2部作から10年後を描いている続編である。その注目の映画で脚本を担当したのは、テレビを中心にさまざまなメディアで活躍する真野勝成氏だ。真野氏は、ドラマ『新参者』や『相棒』シリーズなどを手がけ、高い評価を得ている脚本家だ。

 今回、普段あまりメディアで語ることのない真野氏が、映画『デスノート Light up the NEW World』について、脚本家としての目線から語ってくれた。サイバーテロリストが登場する同作品で真野氏のリサーチにも協力した国際ジャーナリストの山田敏弘氏が話を聞いた。

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