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客単価は平均の2倍以上 ファミマが香取慎吾を引っ張り出して狙う“上顧客”とは?:焼き鳥のCMでは効果大(1/3 ページ)
ファミリーマートは2018年度下期に、タレントの香取慎吾さんを起用し、客単価が平均の2倍以上ある“上顧客”を狙う戦略を打ち出した。平均客単価が約500円なのに、倍以上使うお客とはいったいどんな人たちなのだろうか。
ファミリーマートは9月18日から、100品目以上(地域限定を含む)で展開するお総菜シリーズ「お母さん食堂」のイメージキャラクターにタレントの香取慎吾さんを起用する。
ファミマが香取さんを起用するのは初めてではない。2017年6月の販売開始から累計販売本数が2億本を超えた「炭火焼きとり」を18年8月にリニューアルした際、さらなる販売促進のため、テレビCMに香取さんを起用した。ファミリーマートの佐藤英成氏(常務執行役員 商品・物流・品質管理本部長)によると、CMを放送した8月6日の週には前週比で焼き鳥が2倍以上売れ、新規顧客やリピーターの獲得につながったという。特に、40代女性が多く焼き鳥を購入したとのこと。
ファミマは、香取さんをお母さん食堂のイメージキャラクターに起用することで、平均客単価が通常の2倍以上ある“上顧客”を狙う戦略だが、どんな層がファミマにお金を落としているのだろうか。
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