アークン、攻撃からWebアプリケーションを包括保護するソフトを販売

アークンは、米ImpervaのWebアプリケーションを保護するソフト「SecureSphere」を6月8日から販売する。

» 2004年06月04日 15時36分 公開
[ITmedia]

 アークンは、米ImpervaのWebアプリケーションを保護するソフト「SecureSphere」を6月8日から販売する。

 SecureSphereは、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクション、クッキーの改ざんなどといった攻撃から、Webサーバ、Webアプリケーションサーバ、データベースサーバを包括的に保護する。

 正常なふるまいをプロファイルとして学習し、これと比較したアノーマリ検出を行うほか、攻撃だと特定するために複数の異常イベントを相関処理する。シグネチャに頼らないため、自社開発のWebアプリにも対応でき、未知の攻撃にも対処できるのが特徴。ファイアウォールとWebサーバの間およびWebサーバとデータベースサーバの間にSecureSphereのセンサーを設置して異常をリアルタイムに検出する。

 攻撃を検出すれば、アラートを挙げるほか、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのファイアウォールと連動して、攻撃を遮断することもできるという。

 SecureSphereセンサーはLinuxに対応し、SecureSphereの管理サーバはWindows 2000をサポートしている。価格は270万円(税別)から。

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