コムスクエア、複数サーバなどのログを一元解析できるソフトを発表

コムスクエアは、複数サーバやセキュリティ製品が生成するログを一元的に解析できるソフトウェア「LogInspector」を開発した。6月8日から日立ハイテクノロジーズを通じて販売する。

» 2004年06月07日 15時30分 公開
[ITmedia]

 コムスクエアは6月7日、複数サーバやセキュリティ製品が生成するログを一元的に解析できるソフトウェア「LogInspector」を開発した。6月8日から日立ハイテクノロジーズを通じて販売する。

 同製品はLinuxをベースにしたログ解析用のサーバソフト。サーバやネットワーク機器、セキュリティ製品で異なる書式のログを一元的に解析して、レポートを作成することができる。トラフィックや監視結果と、不正/異常のログをひもづけした相関分析を行える機能を持ち、レポートでは、グラフや表と日本語の解説、用語集を表示。「Word」「Excel」にエクスポート可能だ。監視機能としては、障害発生時やサーバ使用のしきい値設定により、管理者へ電子メールで通知する。

 同社は、不正アクセスや内部不正は、事前に調査や確認を行うといった予兆や準備動作などの形跡がログに残る場合が多々ある。しかし、ログ解析は技術者のスキルとノウハウに左右され、多種多様なサーバやネットワークセキュリティ製品が生成するログの解析を手作業で行うのは困難としている。価格は298万円。

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