IBM、小型デスクトップThinkCentre S50投入へ

米IBMは、同社としては最も小型のデスクトップPC「ThinkCentre S50」に関する情報を発表。現行版のS50に比べて35%の小型化を実現、デスク上の占有面積はノートPCの「ThinkPad T41」よりも8%少ないという。(IDG)

» 2004年06月10日 08時41分 公開
[IDG Japan]
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 米IBMは6月9日、同社としては最も小型のデスクトップPC「ThinkCentre S50」に関する情報を発表した。

 重さは約5.9キロと、IBMが1986年に投入した初のノートPC「5140 PC Convertible」(約5.4キロ)に匹敵する。現行版のS50に比べて35%の小型化を実現、デスク上の占有面積はノートPCの「ThinkPad T41」よりも8%少ないという。スペースを取らず高性能のデスクトップPCが求められる金融や医療機関などがターゲットとなる。

 セキュリティ強化と管理簡素化のための「ThinkVantage Technologies」技術を採用、ボタン一つでバックアップと復旧ができる「Rescue and Recovery」などを備える。内部のHDDやメモリといった部品も取り替えやすい構造になっており、オンサイトサポート関連のダウンタイムとコストを削減する一助になるとしている。

 ThinkCentre S50は7月に正式発表され、8月に発売の予定。600ドルを切る価格からの提供となる。

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