IronPortシステムズは6月14日、電子メールセキュリティアプライアンスに搭載する「ウイルス発生検知フィルタ」機能を発表した。
IronPortシステムズは6月14日、電子メールセキュリティアプライアンスに搭載する「ウイルス発生検知フィルタ」機能を発表した。
この機能はウイルス対策ソフトを補完するフィルタで、電子メールの流量をモニタするSenderBaseからのデータを分析して、新しいウイルスの発生を即座に検知。ウイルス対策ソフトの定義ファイルが更新されるまで、ウイルス脅威度スコアに基づいて、外向き/内向きのメッセージの脅威度ポリシーを実行する。
疑わしいメールについては一時的に隔離され、ウイルス対策ソフトの定義ファイルが更新された段階で再スキャンする。
ウイルスの発生初期段階で検知し、自動的にフィルタリングポリシーを適用できれば、脆弱な時間をなくすことができるという。
メッセージングゲートウェイ「IronPort Cシリーズ」に2004年度第3四半期に搭載する予定としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.