NECソフト、共有ファイルからの情報漏えいを防止するソフト

NECソフトは、ハミングヘッズが開発した共有ファイルの情報漏えいを防止するパッケージソフト「セキュリティプラットフォーム ベーシック evolution/Ready」の販売を開始した。

» 2004年06月28日 15時35分 公開
[ITmedia]

 NECソフトは6月28日、ハミングヘッズが開発した共有ファイルの情報漏えいを防止するパッケージソフト「セキュリティプラットフォーム ベーシック evolution/Ready」の販売を始めたと発表した。

 同製品は、フォルダ単位で印刷/ファイルコピー/ファイルの別名保存/コピー&ペースト/画面キャプチャなどの操作を制限。情報ファイルの外部持ち出しを防ぐ。

 製品インストール時にファイルの重要度によって、「読み込みフォルダ」「読み込み 印刷フォルダ」「読み込み上書きフォルダ」「読み込み上書き印刷フォルダ」の4つに分類して情報を管理できる。

 PC上のアプリケーションの操作も常時監視し、履歴を記録する機能も持つ。この履歴情報を使って、アプリケーション利用状況/マシン利用時間帯/ファイルアクセス状況などを分析すれば、情報資産の有効利用にも役立つという。

 保守サービスの一環として、個人情報漏えいに対する賠償責任保険を付帯しており、保守サービスを利用する企業が個人情報漏えいで訴えられた場合、法律上の賠償責任を負担し、損害を一定限度まで補償する。

 価格は1サーバ/20クライアントで101万7000円(税抜き)。NECソフトは、製品販売、システムインテグレーション、保守を含めて、今後3年間で100セット、約3億円の売上を見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ