エム・エス・エイ、組織外へのメールを検査、保存する「MAIL PATROL」

エム・エス・エイは、組織外に送付される電子メールのフィルタリングや送受信されるメールの保存を通じて情報漏洩を防止するアプライアンス、「MAIL PATROL」を発表した。

» 2004年06月28日 18時42分 公開
[ITmedia]

 エム・エス・エイは6月28日、組織外に送付される電子メールのフィルタリングを行うとともに、送受信されるメールをすべて保存し、情報漏洩に対する抑止効果を発揮するアプライアンス製品「MAIL PATROL」を発表した。

 MAIL PATROLは、機密情報や顧客情報の漏洩防止を念頭に置いたアプライアンス製品。ハードウェア一体型の専用アプライアンスとして提供されるため、既存の環境に与える影響が小さく、運用が容易なことが特徴だ。

 銅製品は、スパム/迷惑メール防止製品のように外部から送られてくるメールではなく、組織内ネットワークからインターネットに送出される電子メールについて、キーワードに基づくフィルタリングを行い、重要な情報の流出を防ぐ。

 さらに、全送受信メールの自動保存機能も搭載。保存されたメール内容の全文検索、閲覧も可能だ。またこのとき、圧縮モードを選択することで、保存可能メール数を増やすことができる。

 MAIL PATROLには、環境に応じて4種類のモデルが用意されており、価格は80万円から。8月上旬より販売が開始される。

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