Sun、J2SE 5.0ソフト開発キットのβ2リリース

» 2004年06月29日 08時11分 公開
[ITmedia]

 米Sun MicrosystemsはJavaOne開催中の6月28日、Java 2 Platform Standard Edition(J2SE)5.0ソフト開発キット(JDK)のβ2リリースを発表、同社サイトからダウンロード提供を開始した。

 J2SE 5.0は「Project Tiger」の名称で知られ、Sunでは「10年近く前に最初の版がリリースされて以来、最も重要なアップグレード」になると紹介。開発作業の簡素化やアプリケーションモニタ・管理用の新機能、デスクトップPCでのリッチクライアントサポートに重点を置いているという。

 JDKはアプレットやアプリケーション開発に必要なコンパイラ、デバッガなどのツール、およびJava Runtime Environment (JRE)で構成される。また、J2SE 5.0の基盤となるJava Specification Request (JSR)176が、Java Community Process (JCP)で最終ドラフトの段階になったことも併せて発表した。

 さらに同社は、Java 2 Platform Enterprise Edition (J2EE) 新版の5.0に組み込む予定の新技術プレビューも行っている。

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