アルプス システム インテグレーションは、重要なファイルの無断持ち出しを防止する情報漏洩対策ソフトウェア「DocumentSecurity Lite」の販売を開始する。
アルプス システム インテグレーション(ALSI)は7月1日より、重要なファイルの無断持ち出しを防止する情報漏洩対策ソフトウェア「DocumentSecurity Lite」の販売を開始する。
DocumentSecurity Liteは、既に販売済みの「DocumentSecurity」同様、韓国のSoftCampusが開発したセキュリティ製品。DocumentSecurityでは、ポリシーに基づくアクセスコントロールを行い、デジタル文書の編集や印刷といった利用方法を制御できるが、DocumentSecurity Liteはよりシンプルに、外部への持ち出しを防ぐセキュリティ対策を実現する。
システムはクライアントと管理サーバから構成されており、ユーザーごとにファイルの持ち出しの可否を設定できる。ユーザーは、持ち出しを行いたいファイルを選択し、承認権限者に申請を行うことではじめて操作が許可される仕組みだ。これらの操作や承認の可否、不正な操作などはログとして記録される。
特徴は、USBキーやメールへの添付など、さまざまな手段による外部への情報流出を防げること、CADや特殊なアプリケーションで作成したファイルも含め、あらゆるファイル形式に対応していることなどだ。価格は、クライアントが1万8900円から、管理サーバが52万5000円からとなっている。
同社は6月30日から行われるNetworld+Interop 2004 Tokyoの展示会場でDocumentSecurity Liteを紹介する。
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