米、英、豪がスパム摘発で協力

米、英、豪の3国は、情報の提供・共有、スパムの発見・捜査、スパム業者の摘発、国境を越えたスパム問題の取り締まりなどに協力して当たる。今年10月には国際会議を開き、各国の機関がスパム問題について話し合う予定。

» 2004年07月03日 08時51分 公開
[ITmedia]

 米連邦取引委員会(FTC)は7月2日、米、英、オーストラリアの司法当局が力を合わせ、違法スパム対策に取り組むことになったと発表した。

 FTCと英公正取引局、豪競争消費者委員会など3国の機関で交わした覚書に基づき、情報提供・共有、スパムの発見・捜査、スパム業者の摘発、国境を越えたスパム問題の取り締まりなどに協力して当たる。

 今年10月にはロンドンで国際会議を開き、スパム対策を担当する各国の機関がスパム問題について話し合う予定。

 FTCのティモシー・ムリス会長は「違法なスパムには国境など関係ない。3カ国の司法機関がリソースを活用して違法スパムと戦う上で、今回の合意は重要な次のステップとなる」との談話を発表している。

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