NRIが情報セキュリティ専門チームを発足

野村総合研究所は、企業向け情報セキュリティソリューションの提供を目的とした専門チームを発足させるとともに、Webブラウザ経由の情報漏洩を防ぐ「Webブラウザプロテクター Ver2.2」の販売を開始した。

» 2004年07月07日 17時49分 公開
[ITmedia]

 野村総合研究所は7月7日、同社インターネット事業部内に、情報漏洩防止も含めた企業向け情報セキュリティソリューションの提供を目的とした専門チームを発足させたことを明らかにした。

 同時に、米OmniTrust Security Systemsが開発した情報漏洩防止システム「Webブラウザプロテクター Ver2.2」の出荷も開始している。

 Webブラウザプロテクターは、HTMLで記述されたコンテンツをInternet Explorerで表示する際に、勝手に印刷や保存、コピー&ペースト、画面キャプチャといった操作を行えないようにするセキュリティソフトウェア。スタティックなコンテンツだけでなく、顧客情報管理システムや社内情報共有システムなどと連携して生成される動的なコンテンツについても制限、制御が可能だ。

 利用に当たっては、WebサーバとIEのそれぞれに専用プラグインを導入する必要がある。標準で対応するサーバはWindows NT 4.0/2000/XP+Internet Information Services、Solaris 8/9/RedHat Linux 7.3+Apacheだが、ブラウザとサーバの間にリバースプロキシとなる専用サーバを設けることでも利用が可能だ。価格は、1サーバ当たり350万円から。

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