CyberGuard、Secure Computingに敵対的買収提案

セキュリティ企業のCyberGuardが、Secure Computingに対して買収提案を行った。「両社とも、業界最高レベルの情報セキュリティを提供している。両社の製品を合わせれば、現在提供されている中で最もセキュアな製品となる」とCyberGuard CEO。

» 2004年07月13日 08時20分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のCyberGuardは7月12日、同業のSecure Computingに対して買収提案を行ったことを明らかにした。

 CyberGuardの発表によると、11日にSecure Computingに送った書簡の中で、1対1の株式交換を持ちかけた。9日の終値を基準とすると、Secure Computingの株価に22%上乗せした額になるとしている。

 「われわれは両社とも、業界最高レベルの情報セキュリティを提供している。両社の製品を合わせれば、現在提供されている中で最もセキュアな製品となる。CyberGuardはエンタープライズ向けに適切な技術の統合を図り、最高の情報セキュリティ企業を目指しており、これは次の一歩として理にかなっている」。CyberGuardのパット・クロウソン会長兼CEOは発表文でこう述べている。

 合併によって、推定1400万ドルのコストが削減でき、1株あたり20セントの利益増大につながるとクロウソン氏は説明している。

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