マカフィー、IntruShieldに暗号化トラフィックに対応できる機能

マカフィーは、IPS搭載ソフトウェアの最新版「McAfee IntruShield 2.1」を発表した。

» 2004年07月20日 18時31分 公開
[ITmedia]

 マカフィーは7月20日、不正侵入防止(IPS)搭載ソフトウェアの最新版「McAfee IntruShield 2.1」を発表した。

 最新版では、SSLで暗号化されたトラフィックの検査に対応したほか、攻撃を単にドロップするだけでなく、送信元/送信先IPアドレスなどのヘッダ情報を利用して、より柔軟に有害なトラフィックのみを遮断できる機能を備えた。また、オフラインのログのアーカイブの検索にも対応したという。

 現在、同製品を評価中としている米陸軍予備軍のセキュリティ運用担当ディレクタ、クリス・シューラー氏は、「暗号化されたトラフィックの攻撃への対策と内部ファイアウォール機能に興味がある。これらの機能により、陸軍予備軍のネットワークセキュリティ対策を強化し、さらに重層化されたセキュリティモデルが実現できる」と述べている。

 7月末からマカフィーおよび認定パートナーから発売する予定。すでにMcAfee IPSを導入されている顧客は、保守契約条件に従って、新しいソフトウェアを入手できるとしている。

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