ラックのセキュリティ監視サービスが三菱電機のIDSをサポート

三菱電機は、同社が独自に開発した不正侵入検知システムが、ラックのセキュリティ監視サービスに採用されることを発表した。

» 2004年07月22日 21時55分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は7月22日、同社が独自に開発した不正侵入検知システム(IDS)、「三菱ネットワークセキュリティIDS装置」が、ラックが提供するセキュリティ監視サービスに採用されることを発表した。

 ラックでは以前より、同社JSOC(Japan Security Operation Center)から顧客システムのセキュリティ監視、分析を行うセキュリティ監視サービスを提供してきた。このたび、三菱電機とラック、インフォセックの3社が協業することで、8月中旬より三菱ネットワークセキュリティIDS装置を利用してのセキュリティ監視サービスが開始される。

 同サービスの提供に当たっては、三菱電機がIDS装置の開発、製造および保守サービスを担当。インフォセックではIDSを組み合わせたセキュリティコンサルティングサービスを提供するとともに、ラックが運用を担うセキュリティ監視サービスの販売を行う。

 三菱電機では今後、不正アクセスを検出するだけでなく、遮断してシステムを保護するIPSアプライアンスの製品化に取り組み、2004年度中にリリースする計画だ。このIPSアプライアンスについても同様に、ラックのセキュリティ監視サービスでのサポートを推進していくという。

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