インターコムは、ISP事業者向けAPS型セキュリティサービスの新版「SHILDIAN NETservice Ver.3」を提供すると発表した。
インターコムは8月18日、ISP事業者向けに提供しているAPS型セキュリティサービスの新版「SHILDIAN NETservice Ver.3」を発表した。
ネットワークアクセスの監視・制限、ウイルス検出・駆除といったPC向けセキュリティ機能をオンラインで提供するASPサービスで、バージョン3では、IPS機能を提供しワームによる攻撃やポートスキャン、DoS攻撃など、ユーザーのPCを脅かす不正アクセスを検知して遮断できるようになった。
また、ファイアウォール機能では、IPアドレスなどをキーとして、あらかじめネットワーク環境に応じたファイアウォールポリシーを関連付けておくことで、モバイルなど環境に合ったファイアウォールポリシーを自動的に切り替えて適用できるようにした。
契約企業ごとに提供するセキュリティプログラムの簡易カスタマイズもでき、より独自性を打ち出したサービスとして提供できるという。Windows XP SP2に搭載される「Windowsセキュリティセンター」機能にも対応する予定だ。
8月19日から「BIGLOBE」で「ネットPCガード」としてサービスを開始し、ほかISP向けにも順次サービス提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.