アルファネット、漏洩事件の損害を補償する「個人情報取扱事業者保険」を発売

アルファネットは、個人情報漏洩事件が発生してしまった場合の損害を補償する「個人情報取扱事業者保険」を発売する。

» 2004年09月01日 20時52分 公開
[ITmedia]

 アルファネットは9月2日より、個人情報漏洩事件が発生してしまった場合の企業の損害を補償する「個人情報取扱事業者保険」の販売を開始する。

 この保険は、個人情報漏洩が発生してしまった場合の第三者への損害賠償や訴訟費用に関する補償だけでなく、企業ブランド価値のき損を防止、縮減するための記者会見や広告に要する費用を補償する。「個人情報保護法」で規定されている個人情報取扱事業者に限らず、広く事業者を対称にする。

 アルファネットでは、損害保険ジャパンの代理店として個人情報取扱事業者保険を販売する。これに際し、同社のセキュリティコンサルタントを含む技術者23名が損害保険募集人資格を取得し、セキュリティ対策のコンサルティングから保険までを一貫して提供する体制を整えた。

 補償限度額は3000万円、5000万円、1億円の3パターンで、保険料は業種、売上高などのほか、個人情報の取扱状況を記した「個人情報取扱事業者保険告知事項等申告書」の内容を勘案して算出されるという。同社では初年度100社への販売を目標にしている。

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