HDEがメールフィルタリングソフトをバージョンアップ、情報漏洩対策を強化

ホライズン・デジタル・エンタープライズは10月5日より、電子メールフィルタリングソフトの新バージョン「HDE Mail Filter 2.0」の販売を開始する。

» 2004年09月07日 18時57分 公開
[ITmedia]

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は9月7日、電子メールフィルタリングソフトの新バージョン「HDE Mail Filter 2.0」をリリースした。

 HDE Mail Filterは、ネットワークゲートウェイでスパムメールなどをブロックするとともに、やり取りされるメールの内容をチェックし、機密情報/顧客情報が流出しないよう監視するソフトウェア。新バージョンでは、検査可能な添付ファイルが拡大し、Excelファイルなどについてもチェックできるようになったほか、グループごとに管理者を設定し、柔軟にポリシーを運用できる「マルチアドミン機能」が搭載された。

 またバージョン2.0では、監査などの目的に適した、電子メールのアーカイブと統計機能を備える「Archive Edition」と、フィルタリング機能を備え、大規模システムでの分散構成にも対応した「Professional Edition」という2つのラインナップが用意されている。

 HDE Mail Filter 2.0はRed Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0、Red Hat Enterprise Linux AS 2.1/3.0、Red Hat Enterprise Linux WS 3.0に対応しており、価格はArchive Editionが22万500円、Professional Editionは31万5000円(いずれも25ユーザー版)。10月5日より販売が開始される。

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