大日本印刷は、同社のICタグ「ACCUWAVE」シリーズに、温度/湿度/照度センサー付き「マルチセンサタグ」を追加し、10月に発売する。食品や美術品などの品質管理に活用できる。
ボタン電池(CR2032×1、寿命約1年)を内蔵したアクティブ型ICタグ。個体IDと各センサーが測定した温度/湿度/照度データを、315MHzの微弱電波を利用して受信機に自動送信する。サイズは45(幅)×32(奥行き)×15(高さ)ミリ、重さは18グラムに抑えた。
マルチセンサタグと専用受信機、専用ソフトを1つずつセットにしたトライアルキットも19万8000円で10月に発売する。タグのIDとセンサーの測定情報をリアルタイムでPCに取り込み、閲覧・グラフ表示できる。
トライアルキットは、9月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される第6回自動認識総合展に出展する。
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