IMソフトTrillianのMSNモジュールに脆弱性

» 2004年09月10日 08時06分 公開
[ITmedia]

 インスタントメッセージング(IM)ソフト「Trillian」のMSNモジュールにバッファオーバーフローの脆弱性が存在するとして、Secuniaが9月8日、アドバイザリーを公表した。危険度は「中」となっている。

 アドバイザリーによれば、この脆弱性はMSNモジュール内部の境界エラーに起因する。MSN Messengerサーバから長い文字列(約4096文字)を送るとバッファオーバーフローを誘発、被害者のシステムへの侵入が可能になるという。

 脆弱性が報告されているのはTrillian 0.74iだが、ほかのバージョンも影響を受ける可能性があるとSecuniaは指摘。回避策として、TrillianのMSN Messenger機能は利用しないことを推奨している。

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