Websenseを同梱し、セキュリティを強化した「NetCache 6.0」発表

日本ネットワーク・アプライアンスは、「Websense Enterprise」を同梱するなどセキュリティ機能の強化を図った「NetCache 6.0」を発表した。

» 2004年10月14日 20時32分 公開
[ITmedia]

 日本ネットワーク・アプライアンスは10月14日、同社のキャッシュアプライアンス製品の最新版となる「NetCache 6.0」を発表した。10月より受注を開始している。

 NetCacheは、いわゆるキャッシュ/プロキシとしての機能に加え、アプリケーションやコンテンツ配信の高速化を実現するアプライアンス製品だ。新バージョンでは、セキュリティ機能の大幅な強化が図られた。

 NetCacheはこれまでも、ICAP(Internet Content Adaptation Protocol)を活用してサードパーティ製品と連携することで、Web経由で侵入するウイルスの検出/削除やコンテンツフィルタリングといったセキュリティ機能を提供してきた。

 NetCache 6.0はこれを一歩進め、米WebSenseとの提携に基づき、同社のコンテンツフィルタリング製品「Websense Enterprise」を同梱する。業務には無関係なWebサイトへのアクセスをブロックすることで、生産性の向上や法的/セキュリティリスクの削減につながる。

 他に、Windows Media 9をはじめ対応アプリケーション/Webサービスが拡大したうえ、SOCKSに対するプロキシのサポートやNTLMv2に対する認証サポートといった新機能が加わった。特に後者では、プロキシサーバと認証サーバの統合が容易になり、運用費の削減が可能になるという。

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