Fortinet、パフォーマンスを大幅強化した「FortiGate Aシリーズ」発表

Fortinetは、既存モデルに比べパフォーマンスを大幅に強化したセキュリティアプライアンス「FortiGate Aシリーズ」を発表した。

» 2004年10月26日 23時14分 公開
[ITmedia]

 Fortinetおよびフォーティネットジャパンは10月26日、セキュリティアプライアンスの新モデル「FortiGate Aシリーズ」を発表した。

 FortiGate Aシリーズは、中小企業をターゲットとしたセキュリティアプライアンス製品。従来からのFortiGateシリーズ同様、ファイアウォール/VPNに加え、不正侵入防御(IPS)やアンチウイルス、Webコンテンツフィルタリングといったさまざまなセキュリティ機能を提供する。

FortiGateA 先週開催されたSecurity Solution 2004の会場で先行披露された「FortiGate Aシリーズ」

 特徴は、従来機種に比べ2倍以上という高いパフォーマンスを実現すること。これにより、VoIPやWebアプリケーションなど、遅延に厳しいアプリケーションについても安全かつリアルタイムに処理を行えるという。

 また新ファームウェアの「FortiOS 2.8」では、未知のウイルスに対処すべくヒューリスティック技術がサポートされたほか、アンチスパム機能が搭載されている。

 FortiGate Aシリーズには、リモートオフィスや在宅勤務者などを対象としたFortiGate-100A/200Aから、ギガビットイーサネットポートを搭載した中小企業/地方拠点向けのFortiGate-300A、中堅企業をターゲットにしたFortiGate-400A/FortiGate-500Aまで、計5モデルが用意されている。価格は40万2000円からで、11月中旬より出荷が開始される予定だ。

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