アミュレットは、PowerMacintoshシリーズおよびPowerPC搭載マシン上で動作するFedora Core2をベースとしたLinuxディストリビューションの国内向けパッケージを発表した。
アミュレットは、米Terra Soft Solutions, Inc.が開発、販売を行っているApple Power Mac向けLinuxディストリビューション「Yellow Dog Linux 4.0」の国内向け製品パッケージ「Yellow Dog Linux 4.0 Japanese Box Set」を発表した。製品の出荷は11月30日を予定している。
Yellow Dog Linux 4.0は、PowerMacintoshシリーズおよびPowerPC搭載マシン上で動作するFedora Core2をベースとしたLinuxディストリビューション。主要なパッケージ構成は、Linuxカーネル 2.6.8、glibc 2.3.3、gcc 3.3.3、X.org 6.6、RPM 4.3、KDE 3.3.0、GNOME 2.6.0。
Mac OSエミュレータ「Mac-on-Linux」も用意されており、Linux上でMac OSやMac OS Xを動かすことも可能。また、デスクトップ環境には、KDEとGNOMEが統合された「Wonderland」を採用している。
価格は、ノンサポート版が6800円、60日間のインストールサポートが付属したものが1万2800円。CD-ROM8枚組(インストールCD4枚、ソースCD4枚)、日本語インストールガイドなどがパッケージとして提供される。
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