F5ネットワークス、性能を大幅に強化した新SSL VPNプラットフォームを投入

F5ネットワークスジャパンは、性能を大幅に強化したSSL VPNアプライアンスの新プラットフォーム「FirePass 4100シリーズ」を発表した。

» 2004年11月01日 19時36分 公開
[ITmedia]

 F5ネットワークスジャパンは11月1日、SSL VPNアプライアンス製品「FirePass」の新たなハードウェアプラットフォーム「4100シリーズ」を発表した。

 FirePassは、自宅や出先などのリモートユーザーと企業との間で、SSL VPNを用い、安全な接続とアクセス制御を提供するセキュリティアプライアンス。PCだけでなく携帯電話やPDAなどのモバイルデバイスからも利用でき、多様な環境に柔軟に対応できる点が特徴だ。

 今回リリースされた新プラットフォームは、既存のFirePass 1000シリーズに比べパフォーマンスやデバイス管理機能が強化された、エンタープライズ向けの製品だ。SSLアクセラレータの搭載により、SSL処理能力の向上とCPU負荷の削減を図ったほか、デュアルCPUの搭載をはじめとするハードウェアスペックの強化で、パフォーマンスを向上させた。ネットワークインタフェースも強化され、ギガビットイーサネットポートを4つ搭載している。

 FirePass 4100シリーズには、同時接続数に応じてFirePass 4110(同時接続数100)、4120(同250)、4130(同500)、4140(同1000)の4モデルが用意されている。価格はFirePass 4110が690万円から。

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