大塚商会など3社、中小企業向けLinux版電子認証局アプライアンス

大塚商会、テンアートニ、NECは、Linux版の電子認証局アプライアンス「CertWorker for EasyNetBox」を共同で開発したと発表した。

» 2004年11月08日 23時27分 公開
[ITmedia]

 大塚商会、テンアートニ、NECは11月8日、Linux版の電子認証局アプライアンス「CertWorker for EasyNetBox」を共同で開発したと発表した。同日、中堅・中小企業向けて販売を開始した。

 CertWorker for EasyNetBoxは、中堅・中小企業でもプライベートCAを構築できるように、価格を抑えたのが特徴。商用サービスを利用する場合に比べて、約10分の1に抑えることができるという。情報漏えい対策の一環として、プライベートCA製品に対する中小企業からのニーズが拡大するとにらんだ。

 中堅中小市場に強い販売網を持つ大塚商会、Linuxシステム開発力に強みを持つテンアートニ、電子証明書技術を持つNECがそれぞれの特徴を生かして、市場調査、企画、開発までを共同した。

 また、価格を抑えただけでなく、ユーティリティソフトや管理コンソールなどによって、高い運用性も可能にしたとしている。

 Cube RAIDと1Uサイズのラックマウント型の2モデルが用意されており、価格は59万6000円から。保守サポートは別途有償で提供される。

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