ISS、統合セキュリティアプライアンス「Proventia Mシリーズ」を刷新

ISSは、オールインワン型のセキュリティアプライアンス「Proventia Mシリーズ」の機能を強化する。

» 2004年12月02日 05時18分 公開
[ITmedia]

 インターネット セキュリティ システムズは12月1日、オールインワン型のセキュリティアプライアンス「Proventia Mシリーズ」の機能を強化し、3モデルを刷新することを明らかにした。

 Proventia Mシリーズは、不正侵入検知/防止(IDS/IPS)に加えファイアウォールやVPN、ウイルス対策、アンチスパムやWebフィルタリングといった機能を1つの筐体に搭載した、統合型アプライアンス製品。今年2月に第1弾がリリースされていたが、このたびM10/30/50の3モデルを強化した。

 具体的には、これまで3ポート搭載されていたネットワークインタフェースを、それぞれ4/6/8ポートに増強し、1台のアプライアンスで監視/防御できるネットワークセグメントを拡大した。合わせてローカル管理インタフェース「Proventia Manager」の機能およびデザインを一新し、ファイアウォールやVPNの設定をより容易に行えるようにする。

 オプションとして、冗長化機能も提供される。これにより、予備機を組み合わせたアクティブ-パッシブ型の冗長構成を実現し、何らかの障害が発生した場合にも引き続きセキュリティサービスを提供できるようにする。

 これら新シリーズの価格はProventia M10が19万8000円から、M30は55万円から、M50は140万円から。いずれも12月15日より提供が開始される。

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