EMC、中堅中小向けネットワークストレージでCTCSPと提携

EMCジャパンとCTCSPは、EMCのネットワークストレージ「CLARiX AX100」シリーズの販売で提携したと発表した。

» 2004年12月09日 17時33分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンと伊藤忠テクノサイエンス(CTC)のグループ会社シーティーシー・エスピー(CTCSP)は12月9日、EMCのストレージシステム「CLARiX AX100」シリーズの販売で提携したと発表した。

 CTCSPが販売するCLARiX AX100シリーズは、2Uサイズのラックマウント型のネットワークストレージ。SAN、NAS、DAS接続が可能だ。SATAドライブをCLARiXのRAID5技術と組み合わせて利用でき、中堅・中小企業向けと位置づける製品。

 最大12台のHDDを内蔵でき、480Gバイトから3Tバイトまでの容量を搭載する。アレイベースのレプリケーション機能も搭載するなどしている。シングルコントローラの「CLARiX AX100SC」とデュアルコントローラを搭載したCLARiX AX100の2モデルを用意した。

 CTCSPでは、同製品と、ストレージソフト・テープライブラリ製品などと組み合わせた提案活動を行い、初年度で1000台、約10億円の売り上げを目指す。EMCでは、CTCSPのチャネルを利用し、中堅企業への販売チャネルを強化する狙い。またCTCの既存ユーザーに対しても、エントリーレベルのストレージとして売り込む。

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